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今、注目の摂食障害の方々への認知療法!その内容が、すべて含まれています!!!

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みなさん、東京は、もう7月の中旬というのに、涼しくて、そして雨、雨、雨、の毎日ですね。。。

いつも、一時帰国時の、あの暑さ、、、を体験していないことが、なんとなく不思議な感じです。でも、まだあと2週間、やっぱりあのいつもの暑さに戻るのでしょうかね???

 

早速、このワークブックに対してのご感想をいただいております。

 

今、日本では、過食症の外来治療で、保険として認知療法が認められましたね

 

そして、今、認知療法、CBTーEのことを学んでいらっしゃる専門家の方々は、たくさんいらっしゃると思います。

 

でも、きっとみなさんもご存知の通り、摂食障害って、ただ、課題をやったから、課題をあげたから、治療が成功する、病気ではないんです。

 

やはり、何より、治療者と患者さんとの人間関係が、とてもとても重要です。

患者さんが、治療者より、本当に理解してもらっている、という感覚がとても大切です。

 

そして、それを踏まえて、その方々それぞれの治療を、各患者さんに合わせて、提供していく必要があると思っています。

 

CBT、認知療法が、唯一、アメリカでも、過食症の外来治療には、有効というデータはありますが、それでも、それだけをやっていたら、治る、という簡単な病気ではありません。

 

ちなみに、拒食の方々に、認知療法だけが有効、というデータは、残念ながらありません。

 

この違い、認知療法は、過食症の患者さん、しかも、外来、において、有効、ということを、ぜひみなさん覚えておいてくださいね!

 

同時に、対人関係、食べ方、食べる練習、体型、毎日の生活の中で、どのような考えや気持ちが、その方に大きな影響を与えているのか、ということを、細かくみていく必要があるのです。

 

それらを、総括的に、摂食障害に必要な治療法を、このワークブックは、網羅してくれている、と言われています。

 

あえて、認知療法、とか、対人関係療法、という言葉は、使っていませんが、でも、このワークブックの内容こそが、今の摂食障害治療に有効な、治療方法なのです!!

 

摂食障害の患者さんに関わっておられるすべての方に、読んでいただきたいです。もちろん、ご本人も、ご家族も、医師も心理士さんも、看護師も、栄養士さんも、養護教諭の先生も、学校の先生方、クラブのコーチの方々すべての方々に、摂食障害の患者さんのことを理解する秘訣が、たくさん詰められていると思います。

 

お読みいただいた患者さんからも、

 

外来で、認知療法を受けてきていたけれど、これほどに摂食障害に特化した内容は、初めて!!!

これで、本当に効果を感じられそう!

 

というご意見をいただいております。

 

ぜひ、外来の場で、摂食障害の患者さんを診ている方々に、ご一読いただけたら、と思います。

 

これは、医療者だけが書いた本ではありません。アメリカの心理士という治療者でありながら、摂食障害専門の心理士として、長年活動しながら、しかも、お二人とも摂食障害から回復した経験のある方々なのです。

 

みなさんもご覧になっていただくと、患者さんに対する優しさ、思いやり、そういうものをお感じいただけると思います。

 

そして、ぜひ、みなさまのご感想もお聞かせくださいね!

 

安田真佐枝