摂食障害ホープジャパンでは、
個別セッション、
3ヶ月回復サポートサービス、
有料掲示板、
ヒマラヤラジオ、など、
摂食障害からの回復に向けた様々なサポートを提供しております。
今回は、3ヶ月回復サポートをお受けくださって、2ヶ月目の方からの有料掲示板への投稿を
みなさんにもご紹介させていただきますね。(ご本人からの承諾は頂いております。)
『今、私は、過食嘔吐をやめ、下剤をやめ、運動も行き過ぎた運動にしないようにして、1か月半ちょっと経ちました。
なので、私の経験から含め、ちょっと書いてみたいと思います(ただ、皆が回復途中で同じ道を通るのか、はわかりませんが、、)
私も厳しいルールを作り、健康に悪いと言われるものは、食べちゃいけないような気がして、炭水化物は減らさなきゃいけないと思ってました。
過食嘔吐をやめようと、なんでも食べていい、と思って食べ始めて、やっとどれだけ多くのルールで自分を縛っていたのかに気づきました。
最初、なんでも食べていい、これをこれだけ食べちゃったと罪悪感を感じなくていい、と言い聞かせて、食べるようにしましたが、本当にいいんだろうか?と思ったし、それだと平気で1日6食とか食べちゃうし、チョコ数枚とか一気に食べちゃうし、不安ではありました。
でも、食べ続けるうちに、最初の頃は食欲わいて仕方がなかったり、ジャンクなものばかり食べたかったりしたけど、1か月半たってみて、食欲落ち着いてきました。
1日3食とお菓子、とか。甘いものも食べますが、一気食いしなくなりました。
今食べなくても、また食べたいときに食べればいい、という安心感。まさにそれだと思います。
下剤も、ピンクの小粒系の下剤を20年くらい使い続けてきましたが、やめました。
最初は漢方便秘薬に変え、そのあとサプリにして、そして今はヨーグルトとかアロエとか、便秘に効くというものを補助的に使っています。
下剤で出し切らないとお腹は張るし、体重増える、と思ってましたが、1か月半たって、便秘に効くという食材で、便通があるようになりました。
体も心も、意外に丈夫なもので、摂食障害行動をしないことに慣れるのも早いんだな、というのが自分なりの感想です。
人間の回復力ってすごいな~、と思ってます。
今までこんなに長いこと過食嘔吐しなかったときもなかったし、下剤を使わないと不安でたまらなかったのに、大丈夫になりました。
そして体重。実はずっと測らなかったんですが、不安になって、昨日測りました。そして、確実に増えてました。
ただ、だからといって、そのあと拒食しようとか過食嘔吐しようとか、思わなくて済んでいます。
あー、困ったな、やっぱ見た目で太ったと思ってたし、服がキツくなったから太ったとは思ったけど、ほんとに太ってたな~、と。
痩せたいな、とは思うけど、痩せなきゃ!という強迫観念にはならないようになったので、だいぶ、自分の中で許せるようになってきたのかな、と思います。
自分の体型が許せない、太ってるのが許せない、のは自分であって、人がそれを許せないわけではないから、やはり自分の考え方次第だな、とは思っています。
今は、今の状態、過食嘔吐せず、食事のルールを作らず、はげしい運動もしすぎないで、もうちょっと自分の好きな体型になるには、どうしたらいいのか?が課題です。
摂食障害行動を使わずに、自分のなりたい体型を目指すこと、、うーん、回復してもダイエットはしないほうがいい、みたいなことを書いてある本もありましたが、なかなかそれは難しいので(綺麗になりたくて化粧をする、自分を好きになりたくてダイエットする、ということは、病気ではなく当たり前だと思うので)無理な痩せ方でなく、健康的な体型を目指そうと思っている感じです。
まだ、自分の体型を受け入れる、ということが出来てないこともありますが、まだまだこれからも、課題は続きますね、、
あ、自分で一つ回復だ!と思った出来事ですが、昨日、友人夫婦と一緒に外食したのですが、大皿から取り分けて食べるスタイルでも、取りすぎず自分の食べたい量でやめられたこと、そして人の取っている量と食べた量を気にせず、会話に集中できたことです!
これ、すごい大きかったです。いつも人が何をどれだけ食べてるか、細かくチェックするのをやめられず、ジェニーさんが書いてたのを読んで、これも病気の特徴なんだ、と思っていたので、、、
じゃあ次、ビュッフェだったら大丈夫なのか?とか次々課題はあるのですが、一つずつ山を越えていってる感じです。
皆さんが書いていること、全部私がしてきたこと、思っていたことに当てはまります。
毎日、家に帰ったら過食嘔吐するだけ、の毎日、でした。
でも、逆に、ふとそのループから抜け出せると、不思議なくらいスルスルと、色々変わってくものです。
ずっと、もう治ることはない、と私も思い込んでいたので、もしそうやって皆さんが思っていたとしても、絶対回復します、と今は言いたい気分です。
私も、次の段階の回復を目指してるところで、まだ道は長いと感じます。
でも、過食嘔吐がなくなるだけで、心身ともにすっごい楽になったのは事実なので、それだけは伝えたいです。。。』
こんなに嬉しいご報告、私まで嬉しくなりました。