クライアント・支援者の声

精神看護学 摂食障害看護に関するセミナー参加者のご感想

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2017年の夏休み、某大学病院精神科病棟の看護師さん、他、スタッフに向けての講演会を行いました。みなさんとても真剣に私の話を聞いてくださり、以下のようなご感想をお寄せいただきました。

もしも、私への講演の依頼、患者さんとのグループ、家族向けのグループご希望の方は、edrecoveryjapan@gmail.com までご連絡くださいませ。

  • 体重のデータに囚われるよりも、関係性の構築がとても重要だという意味が理解できました。また観察を丁寧に行う重要性も改めて認識しました。
  • アメリカの対応を知り、勉強になりました。
  • 回復への意欲を促すためには、患者―看護者関係を育むことが第一に大切であるということを改めて実感し、看護師として患者と関わるうえで最も基本的で、最も重要なことを再認識できた。
  • 看護師を困らせるような行動ばかりに目が向いてしまい、摂食障害患者さんへの苦手意識があったが、摂食障害の部分だけでなく健康な部分にも目を向けながら関わることが大切だと学んだ。
  • 業務が忙しいと体重増加や行動制限ばかりに注目してしまうが、患者さんの食べたくても食べられない苦しみや周囲に理解されないつらさなどにも関心を寄せられるような看護師になりたいと感じた。
  • 摂食障害の人と接するときの対応方法などを改めて知ることができました。
  • 関わっていく中で、まずは信頼関係を築いて話を聞くことが大事だと思いました。
  • すべて否定するのではなく、まずは患者さんの立場に立って考えられるようにしていきたいと思いました。
  • 他職種間での情報共有、共通理解をしっかりと行い、定期的にカンファレンスをして、みんなで治療方針を考えていくことが大切だと思いました。
  • 関心の高い内容だったので、勉強になりました。
  • 質問に対する答えが具体的で、大変わかりやすく、理解することができました。
  • 看護師は患者さんをたすけるためにいる、ということを再認識しながら、今後患者さんへ関わっていけるようになりたい
  • 今までの摂食障害の患者さんへの関わりの中で、良かった点、悪かった点を見極めることが出来、とても勉強になりました。
  • 摂食障害についてわからないことばかりだったが、患者さんに寄り添うことの大切さがわかりました。
  • 摂食障害の患者さんと関わる機会は多くありましたが、なかなか対応が難しいという印象が強くありました。患者さんの思いや苦悩を改めて知る機会がなりました。あくまでも日々の行動がベースとなってアセスメントを行うことが必要だとわかりました。
  • 自分の看護を振り返って、今後患者さんと関わるヒントを得られたかなと思いました。
  • 摂食障害についてわからないことばかりだったが、患者に寄り添うことが大切なことだとわかりました。
  • 自分の看護を振り返って今後患者さんと関わるヒントを得られたかなと思いました。
  • 摂食障害に限らず、行動制限型で何をするにも本人の気持ちよりも病棟の約束が優先されているので、もっと患者の気持ちや考えを引き出すかかわりが必要だということを改めて感じた。日本の医療、社会全体の未熟さに対して、気づいたときに声をあげていくこと、多職種で本当の意味で連携できるように自分から発信していきたいと思いました。
  • 具体的な目標、本人たちの心の叫び、プログラムの枠組み、そして回復していくための心理的段階などを学ぶことができました。
  • 摂食障害や理解され難い疾患をもつ人についての正しい知識を広めるためにも、知識を増やしてできることを考えなければと思った。
  • 本日聞いた内容を取り入れるのは現場の差が大きすぎて難しいと思ったが、考え方、枠などの面で学ぶことが非常に多かった。
  • 患者の操作性だと思っていた面が、摂食障害の症状に振り回されていることの表れだったと知ることができ、関わり方や支援する自分側の気持ちも少し変わっていけるように思った。
  • 具体的に摂食障害患者がどんなことを考えているのか、どういったことをするのかを教えていただけた点が良かったです。私は心理士なのですが、他職種へもこのような機会を下さり、とてもありがたかったです。また是非安田先生のお話を伺いたいです。ホームページも見てみます。
  • 摂食障害の患者さんの気持ちがほんの少しわかったように気がします。入院患者に対しての枠の作り方、寄り添い方、参考になりました。外来患者に関わる際の枠の作り方や治療の進め方も知りたいと思いました。外来の場合、家族の巻き込み方も大切なのかと感じたので、考えてみたいと思います。外来の場合は治療意欲があるという点でアドバンテージがあるとすれば、その生かし方を考えていかなければならないと感じました。
  • 摂食障害について学ぶ機会があまりなかったので勉強になりました。摂食障害を抱えている 方がどのように感じているのか、どのような葛藤があるのかということを理解しようとする姿勢を大切にしようと思います。
  • 摂食障害患者を理解すること、そして信頼関係を築くことが大前提であるなど、リアリティある講義でわかり易かった。患者に寄り添い、話を聞き、助けになること、明日から行動に移せるか自信はないが勇気を持って関わってみようと思う。
  • 当院ではうつ、パーソナリティ障害を合併したパターンの摂食障害患者を受けているが、数としてはまだまだ少ない。病院の建て替えに伴い、児童思春期を立ち上げるようになっており今後数が増えることが予想されるため今回受講した。私自身、体重・行動ばかりに目を向けがちだったが、本日の講義あったようになんでも素直に言ってもらえるような関係の構築、なぜそうするのか?何に困っているのか?など良く観察することが大切だと勉強になったし、明日からもできることなので持ち帰り実践しようと思う。
  • 今後の日本の精神医療の課題の根本的な部分を考えられました。病院という枠の中で自分の考える看護を行っていくのは大変なこともありますが、患者さん一人ひとりの気持ちに添えるような気持ちは忘れないようにしたいです。
  • きちんとした枠が必要だということ、本人のためであるということを忘れてしまっていたので、もう一度改めて確認できました。ゼロカロリーのもの(フェイク)はさらに身体が欲しがるということがわかり、今後の対応に活かせていけます。
  • 患者さんの困難さが良く伝わってきました。図書も読み、理解を深めようと思います。
  • 日頃摂食障害の方との関わりがないのですが、今後地域で支援をする可能性があるので参加させていただきました。具体的な摂食障害の看護を教えていただくことで、理解することが出来ました。本人と家族との関係や家族への関わり方などについても伺いたかったです。シリーズでお伺いできるとありがたいです。
  • セミナーを聞き、もっともっとやらなければいけないこと、まだやれることがあると感じました。今後も学び、実践していきたいと思います。プログラムの枠組みがいくつかありますが、どのように関連しているのかもと知りたいと思いました。
  • 摂食障害について知識不足、学習不足により、看護の日々のストレスに繋がっているとわかった。きちんと学び、接触書外患者に寄り添うナースになれるように今後さらに学びたいと思った。チームで摂食障害について学び、良い方向へ繋げていけるようにしていきたい。

(看護師27名、臨床心理士10名、作業療法士1名)

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