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真実1 外見からだけでは、摂食障害に苦しんでいるのかどうかわからない?

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さて、今日から、9日間にわたって、「摂食障害に関する9つの真実」についての項目を一つずつ見て行きましょう。

真実 1

多くの摂食障害を持つ患者さんは、表面上は健康そうに見えても、

実は内面で非常に病んでいることが多くあります。

摂食障害という病気は、外から見ただけではわかりません。

まして、拒食症だけではなく、

過食症や無茶食いということまでも、

摂食障害の病気として、認識されているわけですから、

外見が普通に見えても、健康体重に見えても、

多少肥満気味だとしても、やせていても、

それが、摂食障害であるという証明にはならないのです。

 

摂食障害=痩せ細っている人

これは、誤解です。これが昔の認識だったかもしれませんが、今は異なってきています。

 

それに、摂食障害という病気には、恥の意識が多く存在するもの。

だから、自分から、摂食障害にかかっている、とは、なかなか言わないものなのです。

だから、誰にも知られずに、孤独に苦しんでいる人たちが多くいるのです。

 

もしかしたら、ご本人自身も、

まさか自分が病気とは思っていないかもしれません。

病気と認めたくない、

自分の意思でやっている、

私が求めているものだから、などと、

混乱するようなことを、思うものです。

 

そして周囲から、みなさんのただのわがままだ、

対処方法なんでしょ、

やめたければ、自分で止めればいいと、言われると、

なおさら、そんな気持ちになってしまうものなのです。

自分にコントロールできていいはずなんだと。

 

そして多くの人たちは、自分を責めます。

自己嫌悪になります。

自分のことが許せなくなります。

落ち込みます。

もっともっと自分にはできると思いたい、

あるいは、そう思い込みます。

 

さらに完璧に、物事を達成しようとします。

周りには、自分の弱さと思えるところを、必死に隠そうとします。

そして、心の中とは、裏腹に、表面上はとても上手に取り繕うことができるのです。

 

摂食障害と診断されていなくても、

病院へ行っていなくても、

痩せてなくても、

摂食障害という病気は、誰にでも起こり得ることなのです。

 

そして、どこからが病気で、どこからが、自分の意思なのか・・

と混乱する人たちも多くいます。

 

それは、自分の生活が、

食べること、体重、運動、などに、支配されている、

自分の力ではどうにもならないと思えた時、

あるいは、体重の変動があった時、

健康上の問題が出てきた時、

社会生活に支障が出てきた時、

自分の気持ちがあまりにも辛くなってきた時、

人間関係よりも、食べること、体重、運動などが

自分を支配していると感じた時、

あるいは、周囲がそう思う時、

そういう時が、病気かどうかの境目ではないかと、私は思っています。

 

だから、検査結果でわかる病気ではないのです。

外見だけでわかる病気でもないのです。

そのことを、ご本人にも、ご家族にも、

医療従事者にも知っていただけたら、と思います。

コメント

  1. みみ より:

    涙が出てきました
    …どうしたら抜け出せるのか
    苦しくて、情けなくて

    1. 安田真佐枝 より:

      みみさん、こうしてコメントを寄せていただいて、どうもありがとうございました。本当に本当に苦しいですよね;;;
      摂食障害は病気です。みみさんのせいじゃない。意思が弱いわけでもない。
      もしも興味があれば「私はこうして摂食障害から回復した」「摂食障害から回復するための8つの秘訣」「摂食障害の謎を解き明かすステキな物語」、どれでもいいので、読んでみませんか??
      アメリカでは、たくさんたくさん、回復された仲間がいます。そしてこの病気は、一人ではどうしても治せるようなものではないのです。わがままでもなくて、みなさんが悪いわけでも、弱いわけでもないのです。むしろ多くの場合、逆です。
      実際、何もできないことが、本当にもどかしいですが、いつかは抜け出せると信じてみませんか?? 一緒に応援していきます!

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