【日本に摂食障害治療プログラムを作るために、ご協力くださる方々を募集します!!】
みなさん、こんにちわ。
日本ではもう年度末ですね。みなさんは、この4月から、何か新しいことを始められるでしょうか??
「2020年までに摂食障害施設を開設しよう!」と言いはじめて、すでに5年が経ってしまいました(涙)。
2020年って、もう来年だけど???と思われている方々もいらっしゃると思います。
これまで、途中、摂食障害ホープジャパンの活動をお休みさせていただいたりしており、本当に皆様にはご迷惑をおかけしてしまいました。
もうご存知の方々も多くいらっしゃいますが、私自身が、摂食障害を再発し、アメリカで治療を受けていました。幸か不幸か、こちらでの治療を、内科入院から外来まで、すべての段階、受けました。
皮肉ですよね。このために、私は再発したのではないか、と思えるほど、本当に、今のアメリカの治療を、すべて、と言っていいほど、体験してしまったのです(苦笑)。
そして、今、やっと、自信を持って、回復できた!!と言えるようになり、またこの活動に励んでいきたいと思っているところです。
改めて、よろしくお願いいたします。
5年前、この活動を始めた時には、私は、意気揚々、必ずできる!と信じていたのですが、アメリカに長く住み、アメリカで看護師をしていた私にとっては、この壁は、思った以上に大きいものでした。
もちろん、私なりに、日本でもどうにか出来そうな事を!!と思って始めたつもりでしたが、それでも、「今の日本では無理だ!」「ここは日本だ!」「アメリカは医療費が高いからできるんだ!」「アメリカにいるから、日本のことがわからないんだ!」と、日本の方々からの抵抗、反発、中傷は、予想以上のものでした。
そして同時に、私が自分で、すべてのことをやらないと、、と思い込んでいました。資金繰り、人材集め、場所探し、運営について、など、私の知らないことばかりに直面し、とても私には出来ない、でも、少しでも期待してくれている患者さんやご家族の期待には応えたい! でも、私には、出来ないことが多すぎる、、、無力だ、と、もうこんな大きな夢は、無理なんだ、と思えていました。
それに、こんな活動をしていながら、私自身が再発したなんていうことが、みなさんに知られてしまったら、きっと誰も信じてくれなくなるだろう、と本気で思い込んでいました。
きっと、今でもそう思う方もいらっしゃると思います。それは、それで、当然ですから、私には何も言えません。。
それでも、これらすべての経験、体験を含んで、今の私、があるので、そんな私でも良い、と言ってくださる方々で、一緒にこの大きなチャレンジに励んでいってくださる方々を募集したいと思っています。
今回募集したいのは、
*NPOなどの団体を作ることに詳しい方
*活動するための資金繰りが得意な方
*助成金などの申請方法などご存知の方
*活動の記録をしたり、サポーター役になってくれる方
*摂食障害治療に関わりたいと思っている医療従事者の方々
*摂食障害を体験している方々、そのご家族で、このプログラムを作っていくことに興味のある方
*摂食障害に関心のある方々
それでも、だからと言って、簡単に適当なものを作ろうとは思っていません。
すみません、、、こういうところ、頑固かもしれません。。
私が実際に、患者も、看護師も体験しているので、患者さんやご家族が、満足できないようなものを、作る気はないのです。
最終的な目標は、
ビジネスとしてのお金儲け、ではなく、
8−10名の少人数を1グループとして、
どうにか、日本で摂食障害で困っている、苦しんでいる、悩んでいる方々、ご家族のためになる、患者さん中心の治療プログラムです。
入院、デイプログラム、集中外来、外来、とすべての段階を作っていきたいです。
たぶん、最初は、アクセスの良い東京で、開設することになると思います。あるいは、デイプログラムなどを始めることになると思います。
そして、各県の方々が、それぞれその県にも広めていっていただけたら、と思っています。
私一人では、出来ることにも限りがありますが、みなさんからのご協力を得られれば、きっとこの大きな夢は、実現できるのではないかと、信じています!!
ロサンゼルスでも、桜がきれいに咲き始めています。
摂食障害ホープジャパン代表 安田真佐枝
こんにちは、昨年の春にロサンゼルスのPaneraでお会いさせていただきました田中水萌(みずほ)です。
この春立命館大学を卒業し、秋から大学院に進学予定です。まだ医療的な資格や十分な知識があるとは言えませんが、学部の卒業論文でも摂食障害について書き、摂食障害の専門施設を作ることに興味を持っています。
また、滋賀医科大学(次6年生で精神科)、同志社女子大学(栄養学で管理栄養士勉強中の学生たち)、阪大病院で働く歯科医の方と集まり摂食障害について話しあい、みんなの知識を集めて施設作れればいいねと話しておりました。この中の数人は実際に過食症や拒食症経験者です。
自分の経験や研究を公言することによって、カミングアウトしてくれる子達が私の周りでも増えています。ぜひ、何か協力できることがありましたら、摂食障害について関わらせていただきたいです。よろしくお願い致します。