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性的虐待と摂食障害って?

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摂食障害に苦しむ多くの人たちには、何らかの虐待の過去がある?

 

今、アメリカで起きている”Me, TOO” ムーブメント。

 

日本でも、有名な方が、涙ながらの会見、とかしていましたが・・。

 

これって、本当に、男性と女性の間での、感覚の違いがあるなあ、と

感じています。

 

そして、まだまだ日本では、男性の間から、あるいは、女性からも

『そんなこと、起きても当たり前。男のせいじゃない。』

『その子が可愛かっただけ。欲求は抑えられない!』

 

むしろ、その女性の方が悪いんだ、、、、という

捉え方が、多いのではないのでしょうか?

 

そんな風に、感じるのは、私だけでしょうか?

 

多くの被害を受けた女性たちも、自分がいけなかったんだ、と

いつの間にか、思わされているのではないでしょうか。

 

『そんな時間にそんなところへ行くから・・。』

『自分から行ったんでしょ?』

『だから、そんな服装するんじゃないって、言ったのに・・。』

『早く帰ってこないから・・。』

『自分で蒔いた種でしょう?』

 

摂食障害にならなくても、

女性の中では、こういう心の痛み、を、

ずっとずっと長いこと、抱えている人がたくさんいるのです。

 

もしかしたら、もう押し殺しているので、

本人でさえも気づいていないかもしれません。

 

本当は、嫌だった、本当は、とても悲しかった、すごく傷ついた、ということを言えずに・・。

それを押し殺して、自分のせいだったんだ、と

無理やり思い込ませている人たちが

 

たくさんたくさんいるのです。

 

でも、確かに言えること、

 

それは、

 

ただの電車の中の痴漢であろうが、

夜の露出狂であろうが、

性的嫌がらせであろうが、

ただのキスであろうが、

言葉による性的中傷であろうが、

上司によるセクハラであろうが、

無理やりの性的交渉であろうが、

嫌、と言っているのに、聞いてくれない場合であろうが、

向こうは勝手に、お互いの了承だったと言おうが、

 

もしも

 

もしも

 

女性の中に、何らかの不快な気持ちが残ったとしたら、

それは、女性のせいじゃない。

 

その感じを大事にして良い。

嫌だったんだというその気持ちを。

 

そして、それをわかってくれる人がいても良い。

自分でも、それをわかってあげても良い。

 

そう思うのです。