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真実6 摂食障害の人が、自殺したり、体の調子が悪くなるのは、自業自得だよね?

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真実6

摂食障害を患っている人の自殺の危険性は高く、また身体合併症を併発する危険性も高くなります。

 

日本でも、アメリカでもですが、摂食障害を苦に自殺した人たち、あるいは、身体合併症で救急室に運ばれたり、なくなる人たち。

その人たちの、死因は、決して、「摂食障害」とは出てこないのです。

自殺、は自殺で片付けられて、

身体合併症は、

心停止とか

多臓器障害とか

身体衰弱とか

そういうことで片付けられてしまうのです。

 

以前、お邪魔させていただいたある地方の家族会のお母さんたちは、

救急車を呼ぶ時

絶対に摂食障害って言ったらダメなのよ

と言われていました。

 

それは、その時点で、受け入れ拒否になるのだそうです。

 

あるいは、精神科を受診するときにも、

摂食障害というと、

うちではみられません、と

堂々と拒否されるそうです。

 

摂食障害って不思議な病気で、

その方の意志力が影響するのか

本当に血液検査上

異常が出てきているときには、

かなり、かなり、進行しているということなのです。

 

自殺も、

死にたい、死にたい、ということなく、

突然のように、なくなってしまうことが

多くあるのです。

 

残念ながら、私も個人的に、自殺してしまった患者さんを

何人か知っています。

医療者としては、

その方が必要とするときに、

手を差し伸べられなかった、と

かなり衝撃を受けます。

 

と同時に、摂食障害という病気が、

隠れて、こっそりと、ひっそりと

自殺を選んでしまう、ということが

多くなることも事実なのです。

 

自殺を考えないといけないほど、

摂食障害の患者さんって、苦しんでいるという認識は、

あまりにも新しいものでしょうか?

 

それをわがままとか、贅沢病とか言われる気持ちを、

ご家族が、周囲が、社会が、医療者がわかってくれたら、

それだけでも、摂食障害を取り巻く環境は変わってくるのではないでしょうか?

 

摂食障害という病気は、

その行動自体、その気持ち、つらさ自体が

症状なのです。

だから、検査結果が何も異常がないからって、

絶対に、

決して、

大丈夫と言わないでください。

 

お願いします。

 

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